I BELONG NOWHERE.

アラサー女子、海外での日々をぬるりと書きます。

海外移住あるある。

 

海外に住むという事は、家族・友達から離れるという事。

 

心はいつでも…!って勿論言うし、心からそう思うけど物理的な距離はどうにもならないのが現実。

 

親友が辛い思いしてる時もハグしてあげられないし、寂しくて友達や家族に会いたくても簡単には会えない。

 

そして今回痛感したのは、大切な人と最期のお別れをしなくてはならない時。

 

自分にこんな日が来るなんて思わなかった。

 

メルボルンを出て、アデレードに1人旅をしていたある朝、1番大好きなおじーちゃんが天国に行っちゃった。

 

このおじーちゃんは、私が初孫で子供の頃から溺愛してくれて…。

 

私が子供の頃は毎週末バイクに載って私達の家に遊びに来てくれて、家に遊びに行けばいつも押入れに新しいオモチャを用意してくれてるような人。

 

甘やかしまくってくれてたなぁ。

 

4年前から私の父親の提案で、一緒に住み始めて毎日会える様になって、後20年は生きてよね!とか毎日冗談言い合ってピンピンしてたのに。

 

頭で分かっていても永遠に生きててくれるような、健康を絵に描いた様な人で、私が日本に帰るまで頑張るからな!って言ってたのに…私が居ない間に逝っちゃうなんて信じられなくてとにかく泣いた。

 

お通夜もお葬式も間に合わず最期のお見送りも出来ませんでした。

 

だから正直まだ信じられない。

 

家に帰ればまだじーちゃんが居る気がする。私が家を出た時は元気だったから。

 

後日、家族に電話してから知った事実。

 

治療中、麻酔で朦朧としてる時に何度も私の名前を呼んでいたらしい。

 

余計泣ける。

 

ただ、父親から「じーちゃんはお前がやってる事を応援してたから。だから諦めないで頑張りなさい。」と言われました。

 

これが海外に住むって事なんだなって実感。

 

これから今以上に辛い道のりだけど、日本に引き返すのは本当にオーストラリアから追い出された時だけ。ホームレスになっても頑張ります。

 

強くならなきゃ!

 

有難うじーちゃん!大好き!

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写真はじーちゃんが亡くなった日のアデレードの空。

 

何かじーちゃんらしい。